太陽系9番目の惑星といっても
今回は冥王星のことではなく
海王星の外側の
太陽系の遥か端っこの辺りに
どうも本当にあるらしい
『プラネットナイン』の話題です。
直径は地球の2〜4倍、質量は5〜10倍。
薄いガスで包まれた巨大な氷の惑星で
太陽の周りを1万年〜2万年かけて周っているというのが
計算で分かっているらしいのです。
特に今年私たちの目を楽しませてくれている惑星達は、
太陽の光を反射することで地球の私たちからも
見ることができますが
『プラネットナイン』はあまりにも
太陽から離れているため
光の反射もほとんどないのだそうです。
国際天文学会で正式に惑星だと認定されるためには
『観測』が条件。
最近は望遠鏡も格段に性能が上がっているし、
宇宙の様々な発見の勢いをみると、近い将来観測に成功し
きっとギリシャ神話に登場する誰かの名前が
つけられるのでしょうね。
アメリカ人はまた惑星順列早覚えの文末部分を
慌てて変更して子供達に教えなければいけません。
なんだか面白いです。
それにしても、科学者達の『計算』って不思議です。
太陽系の果ての暗闇で起きていることが
手に取るように分かってるしまうのですから。